治外法権麻雀を解説してみる

ポイント的に追い込まれた章ちゃんが叛逆の狼煙を上げる。
数ある闘牌シーンの中でも一番好きなやつ。
 

 
臨場感のある牌の音、打牌のリズム感、下手な汎用BGMと効果音。
何一つ文句無いですね。w
1局、高が1分半のシーンですが、非常に濃いです。
見所は、ずばり章ちゃんの返し技。
裏技は何時だって返す側が正義のHEROなんですよ。
だって、裏の裏は表だから。w
 
章ちゃんの仕込みは、
 
 役(風)牌含みの2面子(?)と2対子 + 表裏6枚のドラ爆
 
対面の親の西郷が自山の積み込み(国士)を活かす為に3の目を出す。
恐らく、そこまで読んだ上での積み込みだったのでしょう。(返し技その1
 
聴牌までは手なりで進む。
リーチ条件なら出上がりでも倍満なので、
待ちが1-4萬の好形に変化したところで即リー。
 
ところが、親の西郷に透かさず追っ掛けられる。
章ちゃんピ〜ンチ!
そこで章ちゃんは閃きました。
 
 西郷のツモ筋に国士のロン牌、1萬とか居たりして?
 
ちらっと覗いてみれば案の定・・・。
お後はきっちり盗んで、ツモ。(返し技その2
 
「倍満です」(返し技その3
 
この台詞の何処が返し技かと言うと、
この4人の中で丁寧語使ってるの、章ちゃんだけなんですよね。
競技麻雀じゃね〜っつ〜の。
嫌味という意味で、最強の返し技です。www


おまけ。
雀鬼5(ひとりだけの引退試合)」のエンディングで流れる神曲
Vシネマでこれだけ濃い作品って・・・他にありますか?

アメジスト - 清水健太郎